菊水酒造・蔵元紹介

江戸時代より続く老舗蔵元「菊水酒造」は、高知市の東方約40kmに位置する県東部の拠点として発展し、プロ野球阪神タイガースのキャンプ地として名を馳せる安芸市にあります。

この地は『童謡と歴史と文化の町』として作曲家“弘田龍太郎”や、三菱財閥の創始者である“岩崎弥太郎”の出身地としても有名です。

社名の菊水は古の中国の伝説に由来すると伝えられ、菊花から滴る露を飲み700歳余りの長寿を得たという『菊滋童』(きくじどう)の、伝説にちなんで名付けられたと伝えられています。

昭和元年には日本初の冷蔵貯蔵設備を酒蔵に導入し、清酒造りには不向きとされた温暖な南国土佐の気候の中にあっても、良質で更に洗練された酒造りを実現するなど、酒質向上に懸ける情熱は熱い蔵元さんです。

商品開発には若いスタッフが携わり、営業担当はそのほとんどが若い女性たちで、先人たちが築いてきた古き良き伝統を守りながらも、先駆者として革新の精神を持ち今日に至っています。 現在では清酒醸造で培った高い技術力・設備を焼酎、リキュール、果実酒の製造にも応用し、その淡麗芳醇な土佐酒独特の香味は、広く県内外の方々に愛飲されています。


「菊水は、こんなお酒」

四国山脈に端を発する水脈は深く伏流し安芸の名水にしてその優れた水質は「天下の霊水、菊水」と詠われるほど、菊水酒造の原点である酒造りには欠かす事の出来ない仕込水になっています。

菊水酒造さんには“龍馬”“竜馬”名の様々な清酒、焼酎があり、2010年NHK大河ドラマ『龍馬伝』の放送開始や、県内各所で開催されている『土佐・龍馬であい博』などを機に、特に高知を訪れる観光客の方々には爆発的人気を誇っています。

更に高知の素材にこだわりぬいた室戸産(金時芋)を使用した芋焼酎や、黒潮町大方産(さとうきび)から生まれた「黒糖酒」 、他「蜂蜜酒」や「ヤマモモワイン」など清酒から焼酎・リキュール・果実酒まで商品アイテムの多さは、他メーカーの追随を許さない程豊富です。


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